かしきとは

爨(かしき)とは,
(1)炊事をすること。飯をたくこと。また、その場所。
(2)生活していく手だて。
(3)炊事をする役の者。特に、近世の廻船で炊事をした年少の者。船乗りになる第一段階であった。
三省堂 大辞林に此のように説明されている。
然し現在使われているのは、始めて「かつお」船に
乗り込む一年生船員で先輩船員の食事の支度をする
船員の事を言います。

南伊勢町田曽浦にある「かしき像」

南伊勢町田曽浦にある「かしき像」

丸坊主が「かしき」三人
カツオ船に始めて乗り組み、宮城県気仙沼港に水揚げの為に
入港した時の記念写真です(丸坊主が「かしき」三人)